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NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」

第1回放送の「アジアの”一等国”」が反日偏向的内容であると、物議をかもした番組である。

番組の公式ページには

150年前世界にデビューした日本は、ひたすら“坂の上”をめざし、第一次大戦後には五大国のひとつになる。日本が明治以来、欧米列強に伍していこうとする時に命運を握った4つのテーマ、「アジア」、「天皇と憲法」、「貿易」、「軍事」に焦点をあて、いったんは世界の“一等国”になった日本がなぜ国際社会の中で孤立し、焼け野に立つことになったのかを、世界史的な視点から検証する。

とある。

「世界史的な視点」というのが怪し過ぎるが、前回に続き本日も視聴した。第2回は「天皇と憲法」である。

・・・・・

ところで、世の中には、「NHKの報道は正しい」と信じている人たちが少なからずいる。ガッコウで習ったことや教科書に載っていることも、正しいと信じている人たちである。無理もない。選挙速報もNHKで当確が出ないと信用しない人たちでもある。

そんな人たちは、NHKスペシャルを真剣に見るし、国際問題や歴史認識の知識の要としている。元々ノンポリ(死語)である彼らは、素直に放送内容を吸収していく。

じつは、べるの恋人クンもそんな人たちの一人である。NHKスペシャルやETV特集をセッセと録画して、アーカイブを作っている。歴史の話をするときは、NHKから得た情報をフルに活用する。それを批判するつもりはない。

そのような現状を踏まえて、この「JAPANデビュー」を観ると、やはり作為的に選択された資料と映像と評論家のコメントが目立ちすぎる。ほにょほにょ喋りの立花隆が、天皇機関説を批判した上杉慎吉をあたかもカルト教団の教祖の如く決めつける。そして、天皇機関説の敗北こそが日本の戦争への道の始まりでありだと述べ、強引に敗戦と結びつける。最後は、「日本のヘソ」である天皇をどうするか、その問題をちゃんと解決しなければならない、と締めくくった。

どうするか?今のままではイカンということなのか?天皇を廃止せよと?

うーん。ニッキョーソの人たちが喜びそうな番組であることは確かである。

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