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小説がやっかいな理由

古いセサミストリート関係の動画を見ていたら、あることに気がついた。

あ、じぶんの英語力ってこのレベルだ。マペットイングリッシュ。

クッキーーー!

・・・・・

本の話ですが、丸の内の買い方はちょっと変わってるそうです。じぶんではフツー(というか合理的)だと思っているやり方ですが、親しい人に話すと大抵笑われます。

新聞やネットの書評等で少しでもキョーミを持った作家がいたら、迷わず全作品を買い揃えるのです。絶版などの理由がない限り、その作家の作品はすべていっぺんにです。これがネズミ算式に増えていく最大の原因かと思われます。

幸いなことに、平積みしてある流行作家の作品にはあまり食指が動きません。以前は歴史小説マニアでしたが、最近はもっぱら海外のミステリーやハードボイルドがその餌食となっています。

単行本はかさ張るのが最大の難点ですが(いやもう、ホント)、装丁を楽しんだりページをめくるときの感触を味わったりする喜びには何物にも代えがたい価値があると信じきっています。じぶんでも古いタイプのにんげんだという自覚は十分あるのです。

岩波文庫(うち古典と外国文学)はかなり古いものからほぼすべて所有しているかと。古いグラシン紙版のものがメインですが、黄色(古典)と緑(近現代)と赤(外国文学)の背表紙のものも増えました。

また文庫本といえば、岩波に次いで創元と早川のものが多いのですが、これらにもグラシン紙でカバーをつけています。(グラシン紙は有隣堂で買ってます)変なこだわり。

文学作品以外だと、地図や歴史地理の専門分野の本がありますが、ほんの一角に過ぎません。アタリマエかもですが、吉川弘文館の国史大系ぐらいは揃えています。かなり古いものです。

逆に、絶対手を出さない分野はハウツー本や自己啓発本の類。特に、「ステキな生き方のヒント」を匂わすような女性向けエッセイ(?)は地雷なので決して近寄らないようにしています。

と、ここでソボクなギモンです。男性向けエッセイってジャンルはあるのですか?また、エッセイを他のジャンルよりも好んで読む男性というのはどれくらいの割合で存在しているものなのですか?

傲慢な言い方を許していただければ、現代社会で流通しているエッセイと名のつく作品は「挿入を伴わない性行為」のようなものだと思われます。キスしてあちこちまさぐっておしまいです。完成度が高いものだと性器へのコンタクトぐらいでしょうが、ひどいものは風俗店のお触りレベルかも。もっと劣悪な商業商品は、オナニー以下です。

息抜きにはいいかも知れませんが(そもそも息抜きにオナニーするのか?)、ホンモノのセックスを体験しないで(小説を読まないで)一生を終えるというのは、どう考えても悲劇です。生涯処女(童貞)なんて。

こんな風に書くと、「じゃあお前は、来る日も来る日も挿入や射精のことを考えているのか?」と糾弾されそうです。そうありたいのはやまやまですが、そうもいかない。だから小説はやっかいなのです。一年中ドストエフスキーや三島由紀夫ばかり読んでいたのでは、アソコの乾く暇がありません。

あうあう。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いつも読んではいるんだけど、コメントするのは久しぶりですね。
その後元気ですか?

本来「随筆」=エッセイではないですか?
「○○さんのステキな暮らし」的なやつはエッセイではないかも・・・マニュアル本?

ブログってエッセイですよね。
私はわりと小説よりも随筆の方が好きなので、いろんな人のブログを読むのも好きです。

投稿: ぷれあ | 2009年5月29日 (金) 22時13分

ぷれあ嬢

時々真夜中にさみしくなるときもあるけれど
おおむねゲンキです。

たしかに「なんちゃってエッセイスト」の書いてる(書いてるのか?)ヤツは、新ジャンルのビールみたいなすこぶる工業的な味がしそうです。

投稿: 丸の内べる | 2009年5月30日 (土) 15時08分

先生の本の購入方法はすごいですね。

以前先生にすすめていただいた「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」を購入しまして、やっとムラカミ筆おろしが出来たんですが、遅漏のため、やっと図書館のお姉ちゃんと一戦交えるシーンまで読み進めたところであります。我ながら遅漏だと思います。カウパー出しっぱなしになりたいです。


投稿: こうてい | 2009年5月30日 (土) 20時44分

やっぱり夜っていろいろ考えちゃうよね。
でも時間はあなたの味方です。

今日は本屋めぐりしました。
ウチの夫は村上春樹フリークなのですが
今回の「1Q84」、うちの近所ではまったく手に入らず。
どこも入荷数が少なかったようです。
こういうとき、やっぱり田舎だな~と思ってしまいます。
もう離れて12年になりますが、やっぱり横浜に帰りたいっす。

投稿: ぷれあ | 2009年5月31日 (日) 00時26分

「国境の南・太陽の西」は我がバイブルですが
「ねじまき鳥」は意味がわからなかったヘタレ村上春樹ファンの江草です。島本さんに過去の恋人を重ねておりました。


「1Q84」は買うかどうか迷っております。

投稿: 江草乗 | 2009年5月31日 (日) 09時01分

こうていクン

筆おろしおめでとう。
遅漏上等。
さいごにタップリ放出してください。

投稿: 丸の内べる | 2009年5月31日 (日) 16時01分

ぷれあ嬢

カイザーは息災ですか?
旧恋人と四人であちこち食事に行ってたころが懐かしいです。
新しい恋人が出来たら(とらぬ狸)
根津の串揚げやさんにまた行きたいです。

本はかさばるし重いけど、本屋さんで買うのが醍醐味ですね。
図書館はニガテです。(これについてはいつか書きます)

投稿: 丸の内べる | 2009年5月31日 (日) 16時01分

エグザイルセンセイ

センセイはロマン主義者ですね。
島本さんは箱根で姿を消しましたが
ひょっとしたら今は大阪で暮しているかも知れませんね。

投稿: 丸の内べる | 2009年5月31日 (日) 16時02分

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