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コハダとシンコと海苔巻き 

この時期、江戸で鮨を食すならぜひシンコを味わってほしい。

シンコはコハダの稚魚。

コハダはご存じヒカリモノの代表。コノシロという魚の小さいバージョン(10センチ位)である。腹開きにして三枚におろし、塩をふり、酢でしめるという、「江戸前の仕事」を施した鮨ネタである。その稚魚(5センチ位)がシンコだ。小さなシンコもコハダと同じように下ごしらえをする。小さいだけに、非常に手間がかかる。

シンコの旬はまさしく八月上旬。この時期しか味わえない江戸前のシンコは、ほんのり甘くすっきりとした味わい。まるで、清流が喉をすりぬけるような感覚である。ジャマするものがなにもない。シンコを食すと、コハダが脂ののった魚に感じるぐらいである。

てなわけで、銀座で食したコハダ(右)とシンコ(左)。

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ここのお鮨屋さんは仕事が丁寧でキモチがいい。このほかにも、岩ガキ、赤貝、サザエ(壺焼)、アワビ(グリル)、アナゴ(白焼)、モズク、サメの軟骨、ネギトロ巻、筋子、と堪能した。お酒はシャンパン(ポメリーのブリュット)に始まってソーヴィニヨンブラン、メルロー。大将は、ちゃんと丸の内の誕生日を覚えていてくれた。

つーか、銀座で鮨だ、シャンパンだ、ってどんだけゼータクなんだよ、丸の内。

いえいえ、コレにはちょいとワケがありまして、美人と二人で銀座夜遊びをしたのですよ。美人っていいよね、タダなんだもん。いつものよーにちゃっかり便乗しましたよ。ゴチ。

あー、美人になりてー。コハダちゃんとか呼ばれてみてー。(オエ)

・・・・・

ところで、鮨をつまみながら美人いわく、「着こなしのセンスがよくて全体のバランスがとれているオトコの人がヨイ」のだそーだ。ふーん、なるほど。んで美人におたずね。

「それって、鮨でいうと海苔巻きみたいなもん?」

「のりまき?」

「うん、かんぴょうが上品に煮てあって、ちょっと甘めのしゃりにふわっと包まれ、外には艶と香りのいい海苔でパリッとまとっている海苔巻き」

「わー、おいしそう!」

二人の会話を聞いていた大将が、サッと海苔巻きを出してくれた。

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こーゆーの、いいねえ。これぞ、江戸前、男前。

以上、美人は海苔巻きみたいなオトコがお好みのようです。丸の内はおにぎり派。

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グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

このコハダやシンコは美味しそうですね。
あやかりたいあやかりたい。

海苔巻みたいな男とおっしゃいますが、
名店の干瓢って物凄い仕事してますよねぇ。
それは見た目がシンプルでも難易度が高いと思います(笑)

投稿: 井上弐式 | 2009年8月12日 (水) 02時35分

副部長

海苔巻は江戸前のキホンである
吾輩は猫である
丸の内はふつかよいである

投稿: 丸の内べる | 2009年8月13日 (木) 08時18分

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