いいこ、わるいこ
泣きたいヒトが目の前にいたとしよう。
「泣きたいときは泣けばいい」などとよくあるセリフを投げかけるのか、「泣きたくなるほど悲しい理由」をじっくり聞いてあげるのか、何もできずにただ成り行きにまかせるのか。アナタならどーする?
丸の内ならとりあえず何か食べに連れてくと思うのだが、あいにく相手ははるか海の向こうにいる。失恋したんだと。「泣きそう」「泣いてもいい?」と何度も訴えてくる。もちろんココで重要なのは、実際に泣くのか泣かないのかではない。その「悲しみ」をどんな風に受け止めるかである。
どう考えても結論は「泣きたいときは泣けばいい」ってことなのだが、そんなこと言うのも憚れる。もっと気の利いたコト言わなくちゃと思ってみたりもする。で、アレコレ策を弄すのだが結局元の「泣きたい」「泣いてもいい?」に戻ってしまう。悲しみの無限ループ。あうあう。
じぶんに置き換えてみると、そーゆー時は、「いいこいいこ」してもらえるだけで十分。てか、そうしてもらいたいから相手に甘えた態度をとるんだよね、イイトシして。
ちうわけで、ひたすら「いいこいいこ」を入力したのである。指先にテキトーに力を込めて、「いいこいいこ」とバカの一つ覚えみたいに。コレでよかったのかなぁ。解決でもなければ共感でもない。受容とでも言うのか。
・・・・・
数日後。その「いいこ」が元気を取り戻して「わるいこ」に豹変してた。以下語録。
「寝ないで金だけぶんどる」「オジサンはヤラなくてもお金くれる」「マクラエイギョウはしない」「奥さんキレイじゃないから平気」「ホントの金持ちは簡単にヤレるオンナは要らない」
…うーん。とりあえずオイラの純真を返せ。
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