ロボット社会からの警告

電気グルーヴの表紙に惹かれて、TVBros を購入。早速、特集を読んでみる。そこには恐るべき真実が語られていた。

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電気グルーヴ=ロボット社会からの警告

衝撃のデビューから早二十年、日本にテクノと稲作文化を根付かせ、ダッコちゃんブーム、オバタリアンブーム、切手ブームなどあらゆるブームを仕掛け、また最近では沢尻エリカの両親として各地に出没、相変わらずのセンスとタフネスで時代を牽引する我らが電気グルーヴ!齢四十を超え、いまなお身長が伸び続けるふたりが、あえてこの節目に発信する音楽と人間の未来とは?心して読め!

こんな衝撃的文章で始まる、瀧と卓球の濃密なインタビュー記事(文は天久画伯)である。し、知らなかったぜ、あらゆるブームの仕掛け人があのふたりだったなんて…。

衝撃は続く。

念願の機械の体を工場で手に入れ(前歯が一本しかないオヤジさんが、捨ててあった自動販売機をくれたらしい)、タバコと缶コーヒーの自動販売機の胴体に改造した瀧。中の人はオカマキャラである。

そして、そのロボット瀧を「きのこの山」で操る卓球。「きのこの山」がリモコンとは!恐るべきテクノロジーだ。

じつは、彼らの目指したものはテクノロジーによる人間と機械の共存であり、テクノロジーの歴史に重大な責任を帯びているのだという。 NASA やスピルバーグの斜め上をいっている。インタビューによると、彼らが歴史上のテクノロジーに与えた影響の代表例は以下の通り。

・ かつては十種類もの手(泥、風、棒、カブトムシ、現金、屋根、バラ、肉、ビニール傘、ドリンクチケット)があり、ひどいときは一晩中決着がつかないときもあったジャンケンを、いまの石、紙、ハサミの3つにまとめたのが瀧。

・ あみだクジに横線を入れたのも瀧。

・ 縦に転がして遊ぶものだったレコードを、初めて横にして回したのは卓球。わざわざそのための台(ターンテーブル)まで手作りで発明した。

・ 手と足を互い違いに出す歩き方もふたりの発明。それまでの日本人は、ナンバ歩き(右手右足、左手左足を同時に出す歩き方)をしていた。

・ 電気グルーヴのデビュー当時のグッズは正倉院に収められている。

・ 最初のシングルは円筒式だった。

・ 最初に陸から海に上がったのも彼ら。それまで水中でくすぶっていた連中を集めて地上にコミュニティを作ったのがそもそもの始まり。

・ AIBO は瀧の発明。ASIMO は卓球の汗疹がヒントになった。

・ 日本で最初に種子島に鉄砲を持ち込んだのも瀧。一緒に、オセロ、ダンボール、ブラックバスも持ち込んだ。

・ 扇風機はもともとスカトロプレイ後の客の尻を乾かすために開発された。

・・・・・

結論は、「スカトロジーはテクノロジーのきっかけであり、同時にエコロジーの基本でもある」というのだから、これはもうノーベル賞ものである。今年の12月には電気グルーヴのふたりがストックホルムで受賞するのは間違いないと思う。

今まで何気なく、手足を交互に出して歩いたり、あるいはジャンケンをしたり、さらに肺呼吸をしてみたり。そんなわれわれのあたり前の日常が、彼らのテクノロジーによるものだったとは。もはや敬服するしかない。

彼らのメッセージ(ロボット社会からの警告)を真摯に受け止め、今後のスカトロジー、もといテクノロジー社会の更なる発展に期待したい。

追記
29日横浜アリーナのWIRE09に激しく行きたいけど、オールナイトには耐えられないお年頃だ。こないだ朝まで六本木のプールバーにいたときも、ヘロヘロで死にそうだった。自重する。

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海へ行って陽焼けをしてきただけではだめで

自宅本棚を検索したらありました!初版の(基本的に蔵書は全て初版です)「走れ!タカハシ」が。

簡単にセツメ〜すると、広島カープの高橋慶彦選手をテーマに村上龍が書いた短編集。村上龍はあとがきでこう述べています。

広島カープの高橋慶彦選手は、ファーストベースにヘッドスライディングしてもそれが様になる日本でも珍しいプロ野球選手である。
その理由は、彼の容姿と、運動能力と、そして何よりも、野球を楽しんでいるからだと思う。

1986年の出版です。二十年以上前のこと。

・・・・・

その「走れ!タカハシ」のなかで、PART3 「海へ行って陽焼けをしてきただけではだめで、ただ女をモノにできなかったということだけでオレだけどうしてこう差別されなければならないのだろうか?」という章が気に入っています。

赤提灯の焼き鳥やでハイサワーとレバーの塩焼きを注文し、牝ライオンがインパラの内臓を引き裂くみたいにそれを噛み砕き、祈るようにラジオでタカハシヨシヒコを応援しているダイアン・レイン似のフサ子さんと高校生サイトーのものがたり。

アホらしくて愉しい村上龍節が冴え渡っていました。

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「会社ごっこ」泉美木蘭

きょうは宣伝を兼ねた(おい)レビューです。

筆者は泉美木蘭(いずみもくれん)ちゃん。ケッコウ昔から知ってます。賢くて素直でベッピンさんです。

そんなもくれんちゃんが今月出版したのがコレですわ。「会社ごっこ

もうもうもう!アンタアホやわ!でもスキだよもくれんちゃん!そのバカさ加減はじぶんを見てるよーでもあるよ。(いやまじで)

とにかく、まあ読んでみて。つか買ってみて。(←これぐらいでよい?セールストーク)

追記:泉水ではなく泉美になったとご本人からレンラクありました。ごめんなさい。

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